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JA全農様と遠隔栽培指導センタ(以下、コックピット)をNTT中央研修センタ内に共同で整備し、2021年より運用を開始しました。コックピットを活用することで「生産現場とリアルタイムに情報を共有」し、「実訪問と近い精度」で、また「コロナ禍においても安心、安全」に遠隔栽培指導を可能にし、より多くの生産者の要望に応えることをめざしています。
JA全農様では収量の向上やそれに伴う経営の改善を目的として、2016年より施設園芸生産者向けに現地訪問による栽培指導を行っています。しかし、全国的な農業生産人口減少の中で、指導を行う技術者も減少し、物理的にすべての生産者様に対して対応することが難しい状況にありました。その中で、効率よく一人一人に情報や技術を届けたいという想いから、遠隔による指導で現地と変わらない指導が実現できないか検討し、今回の取り組みに至りました。
2021年6月にJA全農様とNTT東日本グループ共同で、施設園芸生産者と圃場の映像、音声、環境や生育調査データを共有する施設を東京のNTT中央研修センタ内に開設しました。スマートフォンやスマートデバイスなどを活用し、映像による病害虫の確認や、温度や湿度、CO2濃度など圃場内外の情報を活用し遠隔から指導することで、生育状況に合わせたきめ細やかでタイムリーな指導が可能になりました。
実際に利用している高知の生産者様からは、「これまでは現地に来てもらう必要があったが、スマートグラスなどを活用することでいつでも相談ができ、適切なアドバイスをもらえるようになった」との声をいただいています。また、全国へ指導を行う技術者からは「これまで現地に行くと1日1件だったのが、遠隔だと1日複数件の指導が可能になった。遠隔だが花の中にいる小さな虫も見えるほど映像や通信品質が高く、効率的な指導が実現できている」との声をいただいています。
地域に密着したICT企業として、農業に携わる方々のお困りごと、お悩みごとをサポート。「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け、ICTを通じた付加価値の高いサービスをさまざまな分野で提供し、社会的課題の解決に貢献しています。
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遠隔からの高品質かつ効率的な農業指導等、新しい農業技術の実装をめざしています。またフードロス0化や「デジタル化に対応した食育」の推進により持続的な社会の実現に向けても取り組んでいます。 (提供:NTT東日本/NTTアグリテクノロジー)
有機栽培技術「BLOF®理論」を使って生産をサポートする営農支援クラウドサービス。初心者でも高品質・高栄養価・高収量を目指せます。(提供:NTTコムウェア株式会社)
農業・観光分野の抱える鳥獣害対策などの課題を解決するだけでなく、福祉や防災分野へも展開することでスマートシティの社会実装を推進しています。(提供:NTT東日本)
食品発酵分解装置「フォースターズ」により、食品関連事業者から排出される食品残渣を一次処理します。処理を進め、完熟堆肥となり、農作物の栽培に使用されるリサイクルの仕組みを新たな循環のかたちとして提案します。 (提供:NTTビジネスソリューションズ株式会社)
通信会社から毎月バラバラに届く請求書をお客さまに一括でご請求する“立替スキーム”を採用し、経理業務を効率化!(提供:NTTファイナンス株式会社)