いちご農家さん向け作業効率化のポイント

ミスを減らし、作業負担を減らす商品が続々登場



イチゴの栽培現場では定植後から収穫にかけて、こまめな潅水や温度・湿度の管理、薬剤の散布など、細心の注意が求められる作業が増える。こうした農作業に加え、事務作業もこなさなくてはならず、イチゴ農家は大きな負担を抱えがちだ。
作業内容の効率化と負担軽減を目指すイチゴ農家は、多くのメーカーが展開している各種サービスや機器に目を向けてみては。自社の規模やニーズに即した、ぴったりの商品が見つかるはずだ。
一例となるが、市場には、事務作業の効率化につながる商品も存在する。生産、出荷、在庫などにまつわる情報を一挙に管理でき、可視化もできる商品は、出荷遅れをはじめとするミスの低減、生産・人員計画の作成など手間のかかる作業の短縮を可能にする。
現代はデジタル全盛期で、AI、IoT、クラウドといったデジタル技術が農業界にも浸透しつつある。また、デジタルや新サービスの力を上手に借りた結果、作業の効率化を実現した農家の存在も、多く見受けられる。この機会に、積極的に新しい機器やサービスに目を向けてみよう。


イチゴ農家必見! 作業効率化ツール



1. 困ったらプロに相談!
「周囲にイチゴ栽培に精通した農家がいない」「自社の技術や知識に自信がもてない」といった悩みをもつ人にオススメしたいのが、農業のプロによるコンサルティングサービス。農業に関する多様なノウハウと幅広いネットワークが蓄積された企業に相談することで、効率的かつ確実に課題が解決できるはずだ。

2. スマホでスマートな農業を
「作業工程の見える化」と「コストの見える化」を実現するIT管理ツールは、農業法人にとって心強いツールだ。スマートフォンを活用すれば、場所や時間を選ばずに、蓄積された情報を閲覧したり、作業内容を記録したりできる。そのほかにも、圃場や作物の状態をいつでもどこでもチェックできるサービスなど、スマートフォンと連動する商品が多く登場している。

3.土から見直し、高品質なイチゴを育てよう
施肥量が多すぎると「葉ぼけ」が生じたり、イチゴの品質が落ちてしまったりする。高品質なイチゴを出荷するためにも、適切な肥料を適量与えることが大切だ。ここで頼りたいのが、土壌成分の分析に特化した機器。現在は、セルフで手軽に土壌成分を分析できるキットも登場している。

4.作業しやすい環境を整えよう
ハウス内の作業環境を見直すことも、作業効率化につながる。例えば、ハウスの上部からベッドを吊り下げるハンギングシステムを導入することで、通路に障害物がなくなり、各種作業を行いやすくなる。また、栽培管理や収穫時に辛い姿勢をとる必要がなくなり、作業者の負担も軽減される。

ここでフィーチャーしたのは、作業の効率化はもちろん、収益向上も期待できるサービスや機器だ。自社の作業現場や経営に改善点を見出した農家は、メーカーに問い合わせてみよう。

作業効率化に役立つアイテム 一覧

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