循環扇=ファンの選び方

ある程度の規模で施設園芸を行っている生産者にとって循環扇は必需品だ。天窓や側窓と併用して、ハウス内の空気を循環させる。また、畜産農家にとっても、換気や温度調節のために循環扇は欠かせない。ここでは、そんな循環扇の選び方をご紹介しよう。

循環扇を使うことでハウス内環境を均一にする



施設園芸では、屋外環境に左右されず作物を安定して栽培できる。ところが、ハウスは密閉空間だから、その内部の空気は滞留しやすい。放っておくと、温度のみならず湿度やCO2が均一でない状態に陥る。これでは高効率な栽培は不可能だ。また畜産においては、畜舎内環境を整えることで初めて牛・豚・鶏の健康を守ることができ、それは品質に直結する。

そこで使用するのが循環扇である。その名の通り、ハウス内の空気を循環させてくれる。循環扇を使えば、冷暖房機やCO2施用機で発生させた空気や二酸化炭素をハウス内にシッカリと行き届けさせ、ハウス内環境を均一化できる。また夏場のハウス内は高温だけでなく多湿にもなりやすい。湿気は室内の下方や隅、物陰に溜まりやすい。外気を取り入れてハウス内の空気を循環させることで、湿気を適当なレベルにまで抑えることも可能となる。ハウス内全体の湿度を適切に保つことで、病害虫が発生するリスクを低減できる。

循環扇は比較的単純な機械設備ではあるが、その選び方や設置場所、それに設置方法を誤ると、十分に機能しない。以下の選び方を参考にして、自身のハウスに最適な循環扇を選んで欲しい。

循環扇=ファンの選び方



1. 水平式と垂直式がある
一般的には循環扇といえば水平方向に空気を流すように設置されるが、大規模栽培施設や超大規模栽培施設では、垂直方向に向けて空気を流す循環扇が使われている。自身のハウスの規模を見て、どちらのタイプにするか決めると良いだろう。特に、ハンギングガターによる高設栽培を行う大規模施設向けには効果的だ。

2.ハウスのサイズに適した性能を知る
一般的な水平式の循環扇の場合、必ず確認すべきは、風の到達距離である。自身のハウスの長さに対して十分な性能を有しているのか確認しよう。風の到達距離が短い製品を選んでしまうと、ハウス内環境の均一化を実現できない。注意が必要だ。


3. 付帯機能にも気を配ろう
一般的な水平式の循環扇では、タ風の向きや風量、それに風の広がり方を調節可能な製品も存在する。またタイマーや遠隔操作が可能なモデルも市販されている。これら付帯機能にも気を配れば、自身のハウスにピッタリの循環扇が分かるはずだ。

循環扇選びのポイントを3つご紹介したが、その他にも、耐久性、作動時の音のほか、長期間使うものだから保証についても確認しておきたい。また設置時には、冷暖房機やCO2施用機のダクト等の障害物を考慮すべきだ。本記事を参考にして、是非、自身のハウスに最適な循環扇を選んで欲しい。

ebm-papst Japan 株式会社

高効率で省エネ性の高い風量調整可能なファンを提供しています。

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