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自動車産業で培った「トヨタ生産方式」の考え方を応用し、農業の生産性向上・経営基盤強化に貢献します。
改善スタッフが改善の仕組みづくりを支援する『現場改善』や、「農業塾」「普及員研修」などを実施する『研修』サービスを行っています。
「生産性を向上したい」「人材育成に取り組みたい」とお考えの農業者の皆様、ぜひご活用ください。
自治体やJA、農業団体向けには、「研修」を実施しております。
まずはご相談だけでもOK。お気軽にご連絡ください。
西日本最大の農業・畜産の総合展、「第5回 [関西] 農業Week」のセミナーに弊社、高田 大士 が登壇します。
【L-1】 『畜産分野におけるトヨタ自動車の改善の取り組み』
日時:2022年3月8日(火) 12:30-13:30
会場:インテックス大阪
「[関西]農業Week」は農業法人、農協、参入検討企業などが日本中から来場し、
200社が出展する 西日本最大の農業・畜産の総合展です。
適切な作業計画と小ロットでの育苗を実施することで、苗廃棄率を大きく低減した事例を紹介します。改善前は、過去の経験から多めの苗を一度に播種していたため、最終的に苗が余ったり、移植(田植え)が間に合わず劣化してしまい、多くの廃棄が発生していました。改善後は、生産管理ツールで必要数を計算し、「現場改善」を実施しながら、田植計画に合わせた苗生産を小ロットで実施。その結果、22%もあった苗の廃棄率を2%にまで大幅に低減することができました。
出荷作業改善の事例です。改善前は、出荷作業のノウハウを持ったベテラン社員に作業が集中し、その人が作業場から抜けると作業が中断していました。このため、出荷能力は600㎏/日が限界となっていました。改善後は、だれでも同じように作業ができるよう「標準化」を実施。作業指示書を作成し、ベテラン社員が抜けても作業が止まらないレイアウトに変更することで、出荷能力を800㎏/日まで工場させることができるようになりました。
現場改善に取り組むことで、社員全員が作業進捗をはじめ、苗管理や作業時間等を共有できるようになり、それぞれの作業に対する意識が高まりました。また作業の流れが見えるようになったことで社員に任せられる仕事が増え、そこで生まれた時間を活用して、来年度の作付けに役立てています。