エスティドリーム1号

私たちがつくった、いちごのための資材

微生物由来菌根菌由来微生物(キャンディダパラプシローシス)

容量2000mL(粒状)

菌量> 60,000菌/1mL

保存期間製造後1年(冷暗所保存にて:4〜10℃)

保持基材パーライト(国産)

その他注意乾燥厳禁

株式会社エフエスコーポレーションとワケンビーテック株式会社が、いちご栽培のためにつくった農業用微生物資材、エスティドリーム1号が登場しました!
この微生物資材は菌根菌由来の内生菌です。いちごの苗の根の中に入る(内生する)と根の周辺から養水分を効率よく吸収し、いちごの成長を助けます。
いちごの栽培において副葉が順調に育ってくれることは栽培が順調だという証となるのですが、本製品を施す苗には健全な副葉が多く見られ、堅牢なシャフトとなることで環境ストレスへの耐性が強化されたことがわかると思います。栽培試験を実施された生産者様(H氏:徳島県)も、その圧倒的な実成りの良さと収穫の期間延長に大満足されています。
今までのどの資材でも経験できなかった「健康ないちごの栽培」を可能とする本資材を是非ともお試しいただき、その圧倒的な効果を感じていただければ幸いです。

微生物資材の効果はどのように現れるのか?

いちごの栽培に微生物資材が有効であることは、あまり知られていませんでした。それは、今までの製品の微生物(主に菌根菌)密度が低いため、その効果にばらつきがあったこともありましたが、何よりも、即効性がなく、収穫が始まる前まで効果が体感しにくかったことも大きいと思われます。
エスティドリーム1号は、その密度を大幅に向上させてバラつきを最小限とし、親株と子株の両方に散布することにしました。実際に、ランナーの数が増える傾向となり、次に、茎の太さや張りの違いが顕著に現れました。そして、2番果以降での収量増加で、微生物資材の効果の全てをやっと感じてもらえるようになりました(時間がかかりますね…)。親株への散布は「健全な苗」にすることが目的で、環境ストレスへの耐性が向上します。子株への散布は、成長促進、着果数の増加に繋がります。更に、乳酸菌の灌注を併用することよって、味にコクが出ると言われるお客様もおられました。多少、体感するのに時間がかかるかもしれませんが、是非とも微生物資材をご利用いただければ嬉しいです。(写真は、2番果が「まだかまだか!」と出番を待っているところです)

病気に強くなるいちご栽培!

新型コロナウイルスが猛威を振るい、まだ収束までに時間がかかりそうな様相を呈しています。やっと接種が始まったワクチンですが、この新しいワクチンは mRNAを用いたて体内で新型コロナウイルスの目印を作らせ、人の免疫力を利用して抵抗力を向上させる戦略です。昨今、農業の分野でも、このワクチンと同じ様なメカニズムを利用したストレス対策が注目されています!
いちごの栽培で主だったと病気と言えばは、炭疽病、萎黄病、うどんこ病などの名前がすぐに出てきますし、それぞれに農薬が用意されています。しかし、早々に農薬の耐性菌が出てきてその効果を半減させてしまいますので、この農薬は、医薬品で言えば抗生物質みたいなものです。それに対し、バイオスティミュラントと呼ばれる植物の抵抗性を向上させる資材は、病原菌をむやみに殺すのではなく、感染しない力(抵抗性)を植物にもたせるのです。実は、エスティドリーム1号に含まれる微生物も炭疽病や萎黄病の病原菌が持つものと同じ成分を持っており、その物質が根の中に侵入することで、あたかもワクチンと同様に抵抗性を高める働きを示すようになると考えられています。その成分には元々毒性がありませんので、植物に対して悪影響を及ぼさないところもグッドなポイントです。
病気に強くなる次世代いちご栽培…それはバイオスティミュラントと呼ばれる微生物資材を用いた栽培ではないでしょうか♩

土壌改良の本当の意味は?

昨今、多くの土壌改良資材が販売されていますが、使われる方々が(稀に販売している方々も)、その資材が機能を発揮する状況を把握されていないことが少なからずあります。
その多くの土壌改良剤は土壌で失われた成分を補充する優れものですが、製品によって施用のタイミングが大きく異なります。更に注意しなければいけないのは、どんな成分が不足しているかを理解せずやみくもに追加することで、逆に過剰な状態を招く危険性があることです。これは栽培に必要な成分を「新たに加える」との考え方が一般的でしたので当たり前のことかもしれませんが、これからの農業は好むと好まざるかかわらず減肥、減農薬に向かっております。しかし、それは肥料成分不足、病害虫被害の危険性と隣り合わせであることを意味しており、そんなに簡単に減肥、減農薬が実現できるのでしょうか?微生物資材は、それらの疑問に対する一つの回答であると期待されています。地力回復のための微生物資材「地力リセット微生物」が今後も多く登場してくると思われます。ただ、土壌微生物はまだまだ解明されていないことが多すぎるので、そう簡単なことではないことも事実でありますが、私たちは、これからも更に土壌と深く関係する微生物を用いて調査・試験を実施し、土壌が元々持っていた能力を回復させるべく、新たな資材開発に力を注ぐ所存でございます!

食は生命の源 〜21世紀版型医食同源へ誘う〜

私たちが健康を保つために必要なビタミン、ミネラル、食物繊維の多くは野菜・果物から摂取しています。しかし、多くの人は脂肪の摂取過剰に陥って生活習慣病リスクをこの上なく高めているのが現代の食生活です。また、毎日サプリメントを摂取しているので大丈夫だと言われる方も多くおられます。たしかに、サプリメントは非常に有効ではありますが、あくまでも不足を補うものであり、サプリメントだけで健康が維持できるものではありません。例として、野菜・果物ががん予防に有効であるとのデータがいくつも出されているのですが、その有効成分と思われるビタミン、カロテノイドだけの摂取で同様の効果が現れるか臨床試験を実施してみると、何故かその効果が弱まる傾向にあるそうです。つまり、単一の成分でなく、野菜・果物のトータルの栄養素が疾病予防の効果を高めていると考えられるのです。更に、その野菜・果物も、時期(旬)や採れる地域によって栄養分が大きく異なっています。私たちは、栄養価の高い野菜・果物が、適切な地域にて、適切な時期に、多く収穫でき、美味しさと共に健康維持に貢献することを願い、その栽培を支援する資材作りに努力する所存でございます!

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    エスティドリーム1号のカタログ
    エスティドリーム1号

ワケンビーテック株式会社

  • バイオスティミュラント
  • 土壌改良材
  • イチゴ
  • 収量をあげたい

株式会社エフエスコーポレーションとワケンビーテック株式会社がコラボして農業用微生物資材を開発しています。
第一弾として、いちご栽培で極めて大きな効果を示す「エスティドリーム1号」の登場です!
私たちは、4億年以上前の時代から地球上の植物と共生し、その成長に大きく関与している「菌根菌」に由来する微生物を大量に培養して、使いやすく、長期保存ができ、安心して使用できる国産パーライトを支持体に用いて、いちごのための資材として「エスティドリーム1号」を作り出しました!
また、ナスやピーマンなどの果菜類を対象とした「エスティドリーム2号」も近日中に販売開始予定です。
更に、これら微生物資材の効果をより一層向上させる(相乗効果)周辺資材も試験真っ只中です!これからの私たちが開発する製品に注目してください!

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