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葉菜の育苗に128連結(脚付/脚無)、72連結(脚付/脚無)
果菜の育苗に6.3cm28穴(脚付/脚無)、7cm24穴(脚付/脚無)
果菜の育苗に9cm15穴
果菜の育苗やトマト低段密植、高設イチゴの本圃に12cm8穴、15cm6穴
空中ポットレストレーは、トレー内にポットを配列し、ポットの側面に幅2ミリの縦スリットを全面に施し、底部を網目構造とし、ポット底部と接地面との間に35ミリの空間を設けた画期的な育苗トレーです。
<メリット>
●全面スリット構造により、水分蒸散時の気化熱で培地の温度が大幅に下がり、苗のストレスを軽減します。イチゴなど夏場の育苗に最適で花芽促進の効果も有ります。
●根がルーピングせず、育苗期間中に細根が大幅に増えることで、養分吸収量を増加させます。
●定植後の活着が早く、初期生育が旺盛になります。特に高湿度の梅雨と高温な夏場をに育苗されるイチゴ苗などの栽培に効果があります。
<空中ポットレストレーの仕組みと特徴>
①ポット側面のスリットと底面の網目によって根が空気に触れるため、根が巻いたり、ポット外に出ることを防ぎます。酸素の吸収がよいため細根がPPポットの約2倍出ます。
②夏場では、スリットから水分が蒸散する際に気化熱で培地の温度をPPポットと比較して約10度程度下げることができます。イチゴなど夏場の育苗に最適で花芽促進の効果も有ります。
③灌水による過水の場合でも根腐りがありません。
④PPポットより徒長しない健全な苗ができます。なお、根が巻かないので、初めから大きなトレーへ植え付けできます。
⑤空中ポットレストレーで育苗した苗を、ハウス及び圃場へ定植した場合、根が深く伸長し、根が横に張り又細根が多いため養分などの吸収量が飛躍的に増大し、定植後の生育が格段に旺盛となり、収穫量が10%以上増収します。
⑥PPポットを使用しないのでポット並べの手間が要らず、土入れが簡単で、従来の1/3の手間ででき経費節減ができます。
⑦殺菌は、殺菌剤及び熱湯(100℃)でできます。
和歌山県 紀の川市のいちご農家様から、空中ポットレストレーをお試しいただいた感想をいただきました。
「空中ポットレストレーで育苗した苗は、従来のPPポットで育苗した苗と比較して、年内収量が1.5倍多くなりました。従来のPPポット育苗でありがちだった根のルーピングによる苗の老化がなく、根量も多いので活着が早いです。また、連結式のため、運搬もすごく楽になりました」。
空中ポットレストレーは、イチゴやセルリー、キャベツ、レタスなどの生産現場で多く導入いただいております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。