農業向けITセンサー「MIHARAS」は圃場の「見回り省力化」「生産性向上」を支援します。水田用・畑用・気象用の3つのセンサーでデータを計測し、データ収集装置を経由してクラウドシステムに送信、蓄積。スマホなどで自宅に居ながらにして圃場の状態を簡単に確認できます。
「幸せを運ぶ鳥」コウノトリの生息地、兵庫県豊岡市では、無農薬・減農薬を主としたおいしいお米と多様な生き物を育み、コウノトリも住める豊かな文化、地域、環境作りを目指す「コウノトリ育む農法」に取り組んでいます。この農法はなるべく長く水を張りつつ草が生えにくいよう水の深さも管理するのが重要です。この水管理に「MIHARAS」が採用され、作業効率が向上し「より良い品質のお米を作りたい」という意欲が高まったそうです。
JA農業教育支援事業を活用した安納芋の新ブランドプロジェクトでは、岐阜県立郡上高校の芋好きな高校生と農家が共に栽培研究をしています。安定的な生産ができるよう、産地である鹿児島県の種子島の気候と岐阜県郡上市の気温・地温の比較、土壌水分の評価などに「MIHARAS」を採用。地元の農家さん協力のもと、力いっぱいの高校生が「やりましょう!」と立ち上がり、地域全体を盛り上げていきたいという熱い想いが込められています。
岩手県滝沢市大釜地区の米農家を中心に「酒米研究会」を結成。「一軒のお米だけが飛び抜けていても良いお酒にならない。みんなで高水準を保ちつつ品質をそろえたい」と、2017年度から「MIHARAS」をオリジナル酒造好適米「ぎんおとめ」という酒米作りに採用しています。水田にセンサーを設置し、1時間に1回取得される水位や水温、気温のデータを可視化。経験や勘だけではなくデータに基づいた栽培方法の平準化を目指しています。
水不足という社会問題を抱える台湾では農業用水を適切に管理すべく、2018年から国家プロジェクトの中で「MIHARAS」を採用。以後、同国の大手農業法人、各研究所などで利用されています。インドでは日本の農業技術(種苗、農薬、肥料、農業機械、ITなど)をパッケージとして提供することを目標とした「J-Methods Farming」というグジャラート州での実証事業や、ウッタル・プラデーシュ州での実証事業へ「MIHARAS」を提供しています。
「魅力ある農業」を農家と共に実現するため、栽培環境を遠隔監視し、農家の勘と経験をデータ化することができるITセンサー「MIHARAS」を開発しました。大規模化・分散化した圃場でも簡単に環境データの監視ができます。人々がMIHARASがある農地を見れば、その農家の意識の高さ、農作物の品質の良さが分かる。そんな社会となるよう、水田や畑の見回りを省力化し、日本そして世界の農業の持続と発展を支えます。
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