農研機構

農研機構は、我が国の農業と食品産業の発展のため、基礎から応用まで幅広い分野で研究開発を行う機関です。全国各地に研究拠点を配置して研究活動を行っています。研究開発の成果を社会に実装するため、国、都道府県、大学、企業等との連携による共同研究や技術移転活動、農業生産者や消費者への成果紹介も積極的に進めています。

「スマート農業加速化実証プロジェクト」

2019年度から、農林水産省によって「スマート農業加速化実証プロジェクト」が全国69ヶ所で開始されました。この事業は、その名の通り、スマート農業の社会実装を加速するために、実際の生産現場で技術実証を行い、2年間で経営効果を明らかにするものです。このうちの1つが、「施設園芸コンテンツ連携よるトマトのスマート一貫体系の実証」。トマトのスマート農業化を目的とした実証実験となっており、測定器や環境制御機器のほか、光合成量推定、多点計測によるムラ改善などの、効率化に成功している。栽培だけでなく、流通・販売・経営までの課題を一貫体系で解決していくという部分も、この取り組みの大きな特徴です。

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【参加無料】スマート農業技術の開発・実証プロジェクト報告会

同実証の開始からまもなく2年。実証成果の報告会を2月9日にオンラインにて実施することが発表されました。本報告会では、最先端技術の専門家をはじめとしたコンソーシアムのメンバーが、プロジェクトの成果と今後の展望について語ります。

<登壇者紹介>
豊井 一徳 農林水産省 農林水産技術会議事務局研究推進課 先端技術実証班 課長補佐
荒木 陽一 高崎健康福祉大学 農学部 教授
大出 浩睦 株式会社 誠和 取締役
仲川 晃生 農研機構 研究推進部 スマート農業実証事業推進室

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こんな人におすすめ!

●日本における次世代施設園芸の最新情報について知りたい農業経営者・団体・自治体担当者・研究者の方
●流通・販売や会計までつなぐスマート一貫体系の構築による効率化や収益向上に関心がある農業経営者・団体・自治体担当者・研究者の方
● これからの農業経営について知りたい・課題を持っている経営者
● これから就農を考えている・農業に関心がある方

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報告会のスケジュール

13:00~13:10 開会挨拶
農研機構 野菜花き研究部門長 岡田邦彦氏

13:10~13:40 講演
「本コンソーシアムにおける取り組み内容と実証成果について」
農研機構 野菜花き研究部門 生産工学ユニット長 礒﨑真英氏

13:40~14:30 パネルディスカッション
「施設園芸コンテンツ連携によるトマトのスマート一貫体系の構築と今後の展望」
14:30~14:45  休憩15分、本事業紹介動画2本放映(約10 分)

14:45~15:15 体系別コンテンツ紹介および質疑応答
①環境制御(コンテンツ内容:改良版クラウドサービス・多点計測・環境制御機器 IoT 化)
②栽培管理(コンテンツ内容:収量予測・光合成推定・病害虫発生予測および農薬管理)
③労務管理・流通・販売・経営(スマートウォッチ・青果物流通・需要予測・燃油残量可視化・会計・AI解析)

15:15~15:30 全体総括および閉会挨拶

【参加無料】スマート農業技術の開発・実証プロジェクト報告会


【場所】Zoomによるオンライン開催
【日時】2021.2.9(火) 13:00~15:30
【費用】参加費無料

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